高知県吾川郡いの町枝川八代地区の森田農園はしょうがや芋類を中心に、土の良さを活かした農業を営んでいます。

八代の土の恵み・ホクホク・しっとりが自慢。
土の中に実りのある作物は、特に土に気を配ります。里芋は収穫後も土の中に保存をし、出荷前に取り出します。それほど土との関係性が深い作物です。

森田農園の里芋ができるまで

春に桜が葉桜になったあたりで土づくりから作業がはじまります。収穫時期は長く、10月から2月のはじめまで続きます。収穫時期によっても微妙な味の違いがありますので、それも楽しみの1つです。冬の森田家の食卓には欠かせません!

4月
土づくり

土づくり

もみ殻や鶏糞などを発酵させた有機肥料をたっぷりと畑に混ぜ込んでいきます。

5月
種イモ植え付け

種イモ植え付け

こんもりとした畝に穴を開け、芽を上にして置いていきます。ある方からはモグラみたい、と言われました。確かに可愛い!

7月上旬
追肥・土寄せ

10月~2月上旬
収穫

土から起して、お芋の表面の土をきれいに取り除きます。慣れないと土と見分けがつきにくいので熟練が必要です。

貯蔵

畑にプールのようなきれいな穴を掘り、そこに収穫した里芋を貯蔵します。藁でしっかりと守ります。温度に敏感な里芋は自然の貯蔵庫が御気に入りです。

森田農園が見せたい里芋栽培の風景

里芋の葉を切りおとしたあと、掘り取りの機械をつけたトラクターで、一気に土の中から芋の塊を次々と掘り出していきます。

大収穫

穴の中に天辺がドーム状の形になるように、崩れないように積み上げます。これがなかなか難しい。

土の中で貯蔵

収穫後の里芋は温かい土の中で貯蔵します。育った土とわらに包まれ、出荷を待ちます。これは、昔から続く先人の知恵です。

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