とても暖かな今日。いよいよ生姜の畑づくりが始まりました。
栄養たっぷりの堆肥を入れた畑を夫がトラクターでしっかり耕した後、家族総出で畝たてをしていきます。
畑の端と端で決まった長さを測って、やま(森田家ではこう呼んでます。下記の写真をご覧ください)をひっぱりしるしをつけ、そこを足で踏みながら畑を横断して管理機で溝を掘る目印の線にしていきます。
初めてこの作業をした時はびっくり。あまりにも原始的じゃないですか?地球の裏側にも一瞬で情報が届く、あらゆるものがIT化されたり自動化・機械化される中、この作業・・・びっくりしすぎて逆に面白い!!
綱渡りのように手を横に広げ、足元に張られた紐を見ながらゴールの向こう側まで足跡をつける。途中で石ころがあれば拾いながらまた進む。後からミミズをついばむために鳥たちがついてくる。
なんだか自分の足跡が人類の歩んできた足跡みたい。そんな妄想をしたりして。
しっかり耕した畑の赤土は栄養と空気を含みふわふわで転びそうになりますが、ここはきっと良い生姜ができるね、嬉しいね、と話すのがとても楽しい作業です。