高知県吾川郡いの町枝川八代地区の森田農園はしょうがや芋類を中心に、土の良さを活かした農業を営んでいます。

森田農園育ちの野菜たち しょうが
土が自慢!の森田農園の看板野菜です。収穫時に鍬を入れると透明感のある秋空に負けないくらいのさわやかなしょうがの香りに癒されます。見た目は不器用な形なだけに愛しさもひとしおです。

しょうがのできるまで

年明け2月に土づくりをはじめ、11月の八代八幡宮のお祭りを合図に収穫が始まります。霜が降り始めるまでに収穫を終えなければなりませんので、気温が不安定な秋と冬の変わり目は、しょうがの出来具合・天候気温とにらめっこになります。

2月
土づくり

土づくり

地域の堆肥場から畑に堆肥を運び込み、土と混ぜていきます。良いしょうがができますように、と願いを込めて。

3月
土壌消毒・畝たて

畑全体をビニールで覆い地熱で消毒。園芸連推奨のエコシステム栽培です。

4月
種イモ植え付け

植え付け

6月中旬
追肥・土寄せ

説明が入ります

9月
支柱立てネット張り

説明が入ります

11月
収穫

説明が入ります

森田農園・生姜のナイスショット

引き抜き

茎を引き抜くと生姜が姿を現します。後の作業がしやすいように綺麗に並べるのがプロのコツです。

「しょうが1コ」はこんなに大きい

たった1個の種イモから、こんなに立派な生姜が育ちます。

1つが実は2キロ!

持ってみるとずっしり重い!大きいものは2キロを軽く超えます。

見た目と違ってデリケート

生姜は暑さも寒さも苦手。お日様に当たらないように葉をかぶせます。

コンテナいっぱいの収穫

形が様々な生姜を詰める作業はまるでパズルのよう。上手い人が入れるとさすが!きっちり納まります

たっぷりトラックに積みます

リフト付きの運搬機で次々と積載。収穫の時期はコンテナ山積みのこんなトラックが町を沢山走っています。

生姜で健康!森田農園の知恵袋

世界中で広く利用されている薬効の高い植物です。食するところは根っこ?とよく聞かれますが、茎の部分が大きくなった塊茎です。爽やかな辛みの主成分は「ジンゲロール」。加熱すると「ショウガオール」という成分に変身します。どちらも血行を良くし、体を芯から温める効果があります。
魚の臭み消しに使われる事が多いですが、実は細菌の増殖を抑える抗菌作用もあるんです。魚料理に生姜、はとても理にかなった調理法なんですね。
他にも、DNAが傷つくのを抑える働きやコレステロールを減らす働き、胃液の分泌を促進し食欲増進、そして最近は抗酸化作用も高いことが分かってきました。まさに「薬」味の王様ですね!

森田農園・生姜お料理アドバイス

生姜は薬味でしか使わないから少ししか要らない、なんてもったいない事を言わないで下さい!
豚小間切れと一緒にかき揚げにすればほくほくのお芋のような食感で、辛みが苦手な方でも美味しく食べられます。
みじん切りにして昆布やゴマと一緒に砂糖・みりん・醤油で炒め煮すれば美味しい佃煮ができます。男性や子どもにはひき肉を入れても。スライサーで薄切りにして市販のらっきょう酢に漬ければ、面倒な味付けは一切要らないガリの出来上がり。どちらも日持ちするので毎日のご飯のお供にどうぞ。
寒さと乾燥にとても弱いので、15度前後で保存するのがベスト。湿らせた新聞紙にくるんでビニール袋に入れて。もし余ってしまったら、思い切って全部すりおろして一回分ずつ冷凍して下さい。ちょっとだけ欲しいな、という時に便利ですよ。

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